夏といえばプールですが、くせ毛にとっては濡れてしまうことで髪の毛がチリチリする、うねるので厄介ですよね。そこで今回はくせ毛でお困りの若い男性に向けてプール後にくせ毛を落ち着かせる対策をご紹介します。
プールでくせ毛がうねる!チリつく!対処法方法は?
プールに入ると必ず髪の毛は濡れますよね。水に濡れると髪の毛の水素結合というものが一旦リセットされアイロンやドライヤーで伸ばした髪も戻ってしまうのです。直毛の人なら自然乾燥でも『もともと直毛ですから』まっすぐになりますが、くせ毛は特性上、水に濡れてしまうとどうしてもチリチリ、うねうね、パサパサになってしまいます。
施設のプールならドライヤーがあればいいのですが学校のプールでドライヤーを使って乾かそうなんて人は少ないですし、ドライヤーの持ち運びも容易ではありません。
ですから、いかに自然乾燥のチリチリ感、パサパサ感を抑え込むかというのが重要になります。
タオルドライでしっかり水気をとる
濡れた髪をそのまま放置することで、髪の毛のキューティクルが開くことによってさらにパサつきのある髪にります。ですから濡れている時間を短くするためにプールの後はしっかりタオルで水気を取りましょう。タオルドライの際は、ゴシゴシと髪をこするのではなく、優しくポンポンとたたくように水分を取るようにして乾かしましょう。これはお風呂に入ったあとも同じことですので、髪の毛のキューティクルを綺麗に維持するためにも濡れた髪を放置せず日頃からのケアは行いましょう。
プール後にくせ毛を抑えるアイテムを使う
くせ毛は自然乾燥でチリチリ、パサパサになってしまいますから、その表面を綺麗に見せてくれるヘアケアアイテムが有効です。
例えば、こちらの動画をご覧ください。
◆アイロン、ドライヤーなしでくせ毛を抑える方法

まず、この様にくせ毛の場合は水に濡れて自然乾燥するとチリチリ、バサバサな状態です。これをいかに収めるかということですが、使用するのはプリュム・デュールというくせ毛用のワックスだけです。
使う量は指の爪が隠れるくらいの量(大豆1〜2個分)です。
ボリュームをなくす様に全体につけていきます。だんだんパサパサ、チリチリは無くなっていきます。
最後は全体を整えれば完成です。アイロンも、ドライヤーも使っていません。ちなみに無香料でベタつくこともないので学校でも使いやすくバレにくいというメリットもあります。
なぜここまでくせ毛を抑えられた?
薬品ではなくスタイリング剤ですのでピーンとまっすぐになったり、くせ毛が急に治って直毛になったりはしませんが、チリチリ、パサパサしたくせ毛をしっとりと落ち着かせて直毛の人が少しパーマをかけたかの様な雰囲気を出すことができます。くせ毛のパサパサ、チリチリ、うねうねの原因である『水』を一切含まないワックスですのでくせ毛を自然に落ち着かせることができるのです。
少し硬い手触りで、ヘアオイルを固形化したような使用感です。そして何より、防腐剤、着色料、香料など無添加ですからリップクリームとしても使えます。
自然乾燥で如何しようも無いチリチリくせ毛さんにはおすすめです。
◆YouTubeで使用感を見てみる
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、くせ毛男子必見!プール対策について解説いたしました。
ポイントをおさらいすると・・・
・くせ毛は濡れて自然乾燥すると爆発する
・プールから上がったら早めにタオルで髪を乾かそう
・くせ毛に合うスタイリング剤を使おう
以上です。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!この記事が、くせ毛でお悩みの皆様のお役に立てられれば嬉しく思います!では、次回お楽しみに!

1992年生まれ。東京原宿表参道エリアでフリーランススタイリストを経験後、渋谷に美容室CALAMARIをオープン。ブリーチ、カラー、パーマといった施術はもちろん、ヘアカット技術にも定評があり、21歳で独立。
現在は美容室オーナーでありながら、Webメディア「カミセツ」の監修美容師もこなすなど理美容の知識も豊富な髪の専門家。