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カラーリンスがなぜ人気なのか、メリット・選ばれる理由を紹介します

投稿日:2022年3月10日 更新日:

自宅で簡単にカラーリングできるカラーリンス。

最近ドラッグストアでもたくさんのアイテムを目にしますよね。

リンスのように簡単に使えてカラーリングできるなら使ってみたいという方も多いのではないでしょうか。

カラーリンスの似たような製品には、カラートリートメントもありますよね。

カラーリンス、カラートリートメント。名前だけ見るとトリートメントの方が良さそうに感じますが、違いはあるのでしょうか。

「カラーリンス」とネットで検索すると、メンズ向けの製品がよく出てくるもの。

カラーリンスはメンズしか使ってはいけない?」

女性用のカラーリンスはないの?」

など、さまざまな疑問が浮かんできますよね。

そこで今回は、美容師がカラーリンスの基本的なところから使い方、メリット・デメリットまで徹底的にご紹介します。

一般的なカラーリングとは異なる特徴を持つカラーリンス。この記事を読み、うまく使いこなせるようになりましょう。

髪を染めるためのカラーリンスとカラートリートメントを比較

カラーリンスとは

ドラッグストアやネットではたくさんの種類が販売されているカラーリンス。

「リンスってことはコンディショナーのように塗るだけで簡単に髪を染められるの?」

と気になっている方も多いのではないでしょうか。

カラーリンスの価格は1000円前後。

もし、このようなカラーリンスを使うことで、美容院のカラーの代わりになるのだとしたらとても嬉しいですよね。

カラーリンスはコンディショナー代わりに使うことで簡単に髪が染まるイメージがありますが、本当にカラーリングできるのでしょうか。

そもそもカラーリンスとはどんなものなのか、使ったことがない方にとってはわかりにくいもの。

ネットの口コミやランキングでは高評価のカラーリンスも多いですが、実際の使用感はどうなのでしょうか。

まずはカラーリンスとはなんなのか説明しますね。

カラーリンスとは、シャンプーの後に使うことで髪の毛に色を付けるもの。

一度で着色するものではなく、何日か毎日つけることによって徐々に髪に色がついていきます。

カラーリンスとは、シャンプーの後に使うことで髪の毛に色を付けるもの

髪の色素を抜く働きはないため、髪を明るくはできません。

髪色がダークトーンカラーの場合、カラーリンスを使っても髪は染まらないので注意しましょう。

そのため、カラーリンスはハイトーンカラーの方や白髪の方が使用することが多いです。

カラーリンスはあくまでもリンス。髪の表面に色をつけるだけですから、髪にダメージを与える心配がないのも特徴。

その点は美容院のカラーや自宅で使用するカラー剤とは異なりますね。

カラーリンスに似たようなものとして、「カラートリートメント」と呼ばれるものもあります。

カラーリンス・カラートリートメントは何が違うのでしょうか。

カラーリンスと調べると、メンズの商品が上位で表示されることが多いですよね。

「カラーリンスってメンズしか使ってはいけないの?」

「レディース用のカラーリンスはないの?」

そんな疑問も浮かぶはず。

今回は、美容師がそんなカラーリンスに関する疑問にお答えしていきます。

まずは、カラーリンスとカラートリートメントの違い、使い方について説明していきますね。

カラーリンスの使い方とカラートリートメントとの違い

カラートリートメントとは名前が異なるだけ

カラーリンス・カラートリートメント。

「カラーリンスを購入しようとしたら、さまざまな名前がついているので迷ってしまった」

そんな経験がある方も多いはず。

普段使用しているシャンプーの後のヘアケアアイテム、これにも「リンス」や「トリートメント」がありますよね。

リンスとは、髪の表面をなめらかに整える働きがあります。シャンプーだけではキシキシすることが多いですよね。

シャンプーの後にリンスをすると、キシキシしなくなるもの。

リンスで髪の毛をなめらかにコーティングすることで摩擦を抑え、髪をダメージから保護してくれます。

これがリンスの役割。

トリートメントは、髪の表面をなめらかに整えるだけではありません。

髪の内部に成分を浸透させて、ダメージを補修したり、髪の質感を整えたりする働きがあります。

このことから、髪のダメージが気になる方や髪を内部からケアしたい方には、トリートメントが選ばれることが多いもの。

※メーカによってリンス・トリートメントの定義は異なりますので商品の説明をご参照ください。

カラー「リンス」という名前にとらわれずに幅広く商品を探しましょう

シャンプー後のリンスとトリートメントにはこのような違いがあるもの。

カラーリンスとカラートリートメントにもこのような違いがあるのでしょうか。

実は、カラーリンスとカラートリートメントには明確な違いはないんです。

商品によって用いられている言葉が違うだけ、商品名の違いだけ、ということになります。

カラーリンス・カラートリートメントの他に、カラーコンディショナーと呼ばれることも。

全て同じタイプの商品ですから、「カラーリンス」という名前にこだわらずに商品を幅広く探してみましょう。

カラーリンスの使い方は簡単。普段のリンス・トリートメントの代わりに使うだけです。

ポイントは、シャンプーの後しっかりとタオルドライすること。

水分を十分に取り除くことで髪をよりしっかり染めることができます。

使用時は水分をできるだけ取り除くのがおすすめ

その後、普段のリンスやトリートメントと同じように髪の毛に満遍なく塗布。

肌・頭皮にはできるだけつかないようにしましょう。手についたカラーリンスはすぐに洗い流します。

爪まわりについたカラーリンスは落ちにくいことがあるので特に入念に石鹸を用いて洗いましょう。

説明書通りの時間(5分程度であることが多い)髪にカラーリンスを塗ったまま時間をおきましょう。

その後シャワーで流して完了です。とても簡単でスピーディーですね。

シャワーで流しても多少色落ちするため、カラーリンス後の髪を拭くタオルは汚れてもいいものを使用するのがおすすめですよ。

カラーリンスは寝る前の入浴で使用する方も多いですよね。

寝る時の枕も汚れてもいいタオルなどでカバーしておくことをおすすめします。

メンズだけでなく女性も使える、時間を節約できるカラーリンス

カラーリンスは女性ももちろん使える

カラーリンスという言葉で検索をかけると、ホーユーの「メンズビゲンカラーリンス」とルシードカラーリンスの2つが上位に出てくることが多いもの。

そのため、「カラーリンスは男性用の白髪染めアイテムなの?」とお考えの方もいらっしゃるはず。

先ほどご説明したように、カラーリンス時はカラートリートメントやカラーコンディショナーなど、さまざまな名称で販売されています。

メンズ向けのアイテムにカラーリンスという名称が使用されていることが多いだけで、カラーリンス類は女性も使用できますから安心してくださいね。

カラーリンスという名前にこだわる必要はありません。

カラートリートメントと検索すると、女性向けのアイテムもたくさん出てきます。

一般的なカラーリングは時間もお金もかかるもの。

サロンでカラーリングする場合には、移動にも時間がかかりますし、費用も高くなります。

現在はホームカラーもありますが、ホームカラーでもカラー剤を塗布してから20分程度は時間を置く必要が。

さらに、準備や後片付けを考えるとやはり手軽ではありませんよね。

カラーリンスでカラーリングできたら、時間やお金の節約にもつながります。

ハイトーンで色落ちが気になる方や「頻繁な白髪染めが大変。ダメージではげるのも避けたいし、抜け毛も気になる」

そんな方は、日常のヘアケアの一つとしてカラーリンスを取り入れてみるのもおすすめですよ。

白髪染めに便利なカラーリンスを使用する際の注意点

カラーリンスの注意点

カラーリンスの基本的な点についてお話ししてきました。

ハイトーンの色落ち予防、色落ち後のカラー調整、白髪染めに効果的なカラーリンス。

ハイトーンの方や頻繁な白髪染めが必要な方にとって、髪のダメージは気になるもの。

手軽に使えて、髪にダメージもないカラーリンスはとても魅力的なアイテムですよね。

色も、白髪染めに便利なナチュラルな黒・ブラウン系や今人気のアッシュ系・グレー系をはじめとして、さまざまなカラー展開がされています。

ハイトーンのカラーキープ向け商品には、無難な茶色系だけでなく、紫やピンク・緑・青・赤など派手カラーに染まるものも。

シャンプーの後にいつものリンス・トリートメント感覚で簡単に取り入れることができるカラーリンス。

「もう、美容院でカラーリングする必要ないのでは?」と考えてしまうほど、メリットが多く感じますね。

そんなカラーリンスですが、やはり注意点・デメリットもあります。

使用してから「想像と違った」と後悔するのは避けたいもの。

続いては、カラーリンスを取り入れる際に知っておいていただきたい注意点について説明しますね。

1回で髪の色を変えるカラーリングとは違い、継続的な使用が必要

ヘアカラーの仕組み

今までお話ししてきたように、カラーリンスは一般的なカラーリングとは異なるもの。

では具体的にカラーリングとはどのような施術なのでしょうか。

一般的なカラーリングは、髪の毛の内部に色素を入れて髪の色を変えるもの。

ブリーチほどではありませんが若干の脱色作用があるため、髪の毛のメラニン色素を分解して内部まで染料が入り、ある程度の明るさでもしっかり染まる仕組み。

カラーリングは、髪の内部に色素を入れているため、一度の施術でガラリと髪色を変えることができます。

ヘアカラーも、色落ちによる多少の色の変化はありますが、一度染めた部分が元の髪色に戻ってしまうことはありません。

カラーリングのデメリットは、カラーを髪内部に入れるためにキューティクルを開くことによる髪ダメージ。

カラーリングをすると髪がバサバサになるなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一度で綺麗に染められて、色持ちも良いカラーリングは、ダメージは避けられません。

カラートリートメント類は表面に色をつけるだけ

カラーリンスは最初にお話しした通り、髪の表面に色をつけるもの

髪の内部に色を入れるものではないため、一度で髪色をガラリと変えることはできません。

表面のみに色をつけている分、シャンプーで色はどんどん落ちていきます。

希望のカラーになるまで毎日髪を染めたら一度様子を見て、色が変わってきたらまたカラーリンスを使用。

真っ白な白髪を染めた場合でも徐々に髪色は落ちていき、2~3週間すると完全に元に戻ります。

そのため、先ほどご紹介したように頻度よく継続的に使用することがポイントです。

カラーリンスをしているとサロン・美容室でのカラーリングに問題も

カラーリンスをしている時にサロンでのカラーリングをしたくなる場合もありますよね。

このような時には注意が必要です。

カラーリンスは、髪の表面だけを染めているとはいえ、髪に色素が付着している状態。

使用中はサロンでのカラーに影響が出ることも

サロンでのカラーリングに影響を及ぼすことがあります。

カラーリンスで髪に付着した色素が邪魔をしてカラーリングがムラになってしまうことがあるのです。

サロンでカラーリングするなら、綺麗に髪を染めたいですよね。

そのため、サロンでカラーリングする時には、事前にカラーリンスを使用していることを美容師さんに伝えておきましょう。

ヘアカラーの一種、カラーリンスの特徴まとめ

今回は、美容師がカラーリンスの基本的なところから使い方、メリット・デメリットまで徹底的にご紹介しました。

いかがでしたか?

カラーリンスとは、シャンプーの後に使うことで髪の毛に色を付けるもの。

一度で着色するものではなく、何日か毎日つけることによって徐々に髪を染めるようなカラーの方法です。

一般的なカラーのように脱色する効果はなく、髪の表面に色をつけるだけのため、髪を明るくはできません。

そのため、カラーリンスはハイトーンのカラーキープや白髪染めで使用されることが多いアイテム。

ハイトーンのカラーキープや白髪染めで使用されることが多い

似たようなアイテムには「カラートリートメント」もありますが、カラーリンスとカラートリートメントには明確な違いはありません。

カラーリンスという商品名で販売されているものにはメンズ向けアイテムが多いため、女性は使ってはいけないと勘違いされていることも。

もちろん女性でもカラーリンス類は使用可能。

カラートリートメントと検索すると、女性向けアイテムもたくさん出てきますよ。

カラーリンスという言葉にこだわらずに、商品を探すことが大切です。

カラーリンスは、一般的なカラーリングのように一度にしっかり髪色を変更することは難しいもの。

色持ちも一般的なカラーリングは2~3ヶ月であるのに対し、カラーリンスは2~3週間程度とかなり短くなっています。

そのため「希望のカラーになるまで毎日髪を染めたら一度様子を見て、色が変わってきたらまたカラーリンスを使用する」といったような継続的な使用がポイントになります。

一般的なカラーリングとは異なる特徴のあるカラーリンス。

上手に取り入れて手軽に綺麗なヘアカラーを手に入れましょう。

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