「枝毛だらけの髪を今すぐなんとかしたい」
「枝毛のないキレイな髪になりたい」
このようなお悩みを抱えているあなた。
まさか、美容院のトリートメントを何度も受けたりしていませんか?
実は、一度できた枝毛はサロントリートメントや髪質改善では治すことができません。
今回は「髪が枝毛だらけ」というあなたのために、現役美容師が「枝毛の原因」と「効果的な対策」を解説します。
枝毛だらけの髪になってしまう理由
枝毛だらけの髪になってしまうのは、主に髪のダメージが原因。
- カラーやパーマ、縮毛矯正などの薬剤ダメージ
- 間違ったブラッシングによる摩擦ダメージ
- ドライヤーやコテ、アイロンなどの熱ダメージ
- 外出中の紫外線ダメージ
これらのダメージが髪に蓄積することで、枝毛や切れ毛が増えてしまうんですね。
その理由をわかりやすく解説しましょう。
私たちの髪の毛は、表面のキューティクル、内側のコルテックス、中心部のメデュラといった3つの層で構成されています。
このうちのキューティクルとコルテックスが傷むと、枝毛や切れ毛が生じてしまうのです。
薬剤ダメージや摩擦ダメージによって、キューティクルは剥がれやすくなります。
本来であれば、髪表面を保護しているキューティクルが剥がれると、今度は内側のコルテックスから水分やたんぱく質が流出。
その結果、コルテックスの中にはたくさんの空洞が作られて、脆くなってしまいます。
傷んで剥がれたキューティクルから、脆くなったコルテックスまで裂けた状態が枝毛です。
髪は死滅細胞の集まりで作られているため、一度傷むと自己再生しません。
枝毛になった毛先は、カットするまで枝毛のまま。
1日5本の枝毛ができると仮定した場合、1か月でおよそ150本の枝毛が作られる計算になります。
だからこそ、美容院での施術をはじめ、自宅での髪の扱い時には「できるだけ髪に負担をかけないこと」を意識する必要があるのです。
サロントリートメントで枝毛は治らない
枝毛だらけの髪を治したくて、美容院のサロントリートメントを受けている方は多いでしょう。
実際に、担当の美容師さんから「枝毛が多いからトリートメントした方がいいよ」と言われた経験がある方もいるはず。
しかし、美容院でのヘアケアは意味がないと僕は考えています。
トリートメント後は、確かに髪がツヤツヤになるでしょう。
ところが、サロントリートメントは基本的に単なる「髪のコーティング処理」をしているに過ぎません。
特に美容室でカラーやパーマをした後のサロントリートメントは逆効果になることもあります。
いわば、一時的な誤魔化しですね。
コーティング成分は毎日のシャンプーで落ちてしまうため、長くても7日程度、短いと翌日には効果が失われてしまいます。
さらに、ただ髪の毛の表面をコーティングをしているだけなので、すでにできてしまった枝毛自体を治すことは不可能なのです。
枝毛だらけの髪に効果的な対策方法
すでに「枝毛だらけの髪」になってしまっている場合は、以下の3つの対策方法をおすすめします。
- 定期的に傷んだ毛先を切る
- シャンプーを変える
- 乾かす前にヘアオイルをつける
それでは、ひとつずつ解説していきましょう。
定期的に傷んだ毛先を切る
前半でもお話しましたが、髪の毛は「死滅細胞」で構成されています。
そのため、一度できた枝毛は治すことができません。
毛先が枝毛になった髪はパサパサに見えてしまうため、定期的に傷んだ毛先をカットするようにしましょう。
2~3か月に1回の毛先カットでも、手触りや指通り、全体の見た目がかなり改善されます。
できてしまった枝毛を放置していると、毛先からさらに髪の毛が裂けてしまうことも!
画像引用
こうなると、毛先だけ切っても対処しきれなくなるので、早めのカットがおすすめです。
シャンプーを変える
毎日お使いのシャンプーを見直すことが、枝毛のない美髪を目指す第一歩!
これは、すでに生じてしまった枝毛を「治す」のではなく、予防美容として「これ以上枝毛を増やさないための対策」です。
傷みやすい髪の方には、補修成分と保湿成分がしっかり配合されたシャンプーをおすすめします。
特に効果的なのは、ヘマチンと呼ばれる美髪成分。
ヘマチンには毛髪の補修効果をはじめ、ダメージの原因となる残留薬剤除去作用もあります。
普段からカラーやパーマ、縮毛矯正を繰り返している方には欠かせない成分です。
僕が美容師として開発した「プリュムシャンプー」には、このヘマチンを高配合!
実際に使っていただいたお客様には、確かな効果を実感していただいています。
髪を洗うごとに、枝毛ができにくい指通りの良い髪へと導いてくれるシャンプーとして、多くのお客様から愛されています。
枝毛と無縁の美髪を作りたい方は、ぜひこの機会にお試しくださいね!
乾かす前にヘアオイルをつける
枝毛だらけになってしまう髪は、もともと傷みやすい髪質であることがほとんど。
- くせ毛がある方
- 細毛、猫っ毛
- 髪が太い、剛毛
このようなダメージを受けやすい髪の毛には、普段からの補修ケア&保護ケアが欠かせません。
髪に不足している成分を補って「枝毛ができにくい環境」にしてあげることが大切です。
自宅でできる効果的な方法は、シャンプー後の髪を乾かす前に「ヘアオイル」を付けること!
このとき選ぶヘアオイルは、補修成分と保護成分がバランスよく配合された製品がおすすめです。
僕が美容師として、ダメージ髪さん&くせ毛さんのためにお作りした「プリュムヘアオイル」には、補修保護成分のケラチン、シルクを贅沢配合。
補修成分が髪内部にじっくり浸透し、枝毛のできにくい「しなやかな髪」へと導きます。
さらに、厳選された保護成分が髪表面に疑似キューティクルを形成。
髪内部の水分やたんぱく質が流出しにくい状態をキープしてくれる、優秀なヘアオイルなのです。
実際に、枝毛を克服したお客様たちの「喜びのお声」をご覧ください。
美容院でカラーを繰り返してから、枝毛がぴょんぴょん出るようになってしまい、スマホで検索して辿り着いたのが、プリュムヘアオイルでした。
推奨される使い方の通りお風呂上がりにつけるだけで、実際チリつきが感じられなくなりました。
今は、夜と朝の2回つけています。大満足です。
30代 女性 LINEメッセージより抜粋
髪のダメージで枝毛だらけになってしまった方はもちろんのこと、加齢による髪質変化で髪が脆くなり、枝毛が増えてしまった方からも大好評!
ぜひ、次はあなたの髪で効果を確かめてみてくださいね。
まとめ
今回は「髪が枝毛だらけ」という方に向けて、その原因と対策方法を解説してきました。
すでに枝毛ができてしまっている場合には、定期的な毛先カットをすることが即効性のある対策となります。
また、予防美容として以下の2つの方法も取り入れましょう。
- 補修成分配合のシャンプーに変える
- ドライヤー前にヘアオイルをつける
枝毛のない美髪を目指すには、補修ケアを継続しながら「これ以上髪にダメージを与えないこと」が何よりも大切です。
ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にして、ツヤツヤでまとまりのある髪の毛を育んでくださいね。