スキンフェードは日本人になかなか似合わない髪型と言われています。
とはいえ、ポイントをしっかり押さえることができれば誰でもかっこいいスキンフェードにすることができます。
ということで、今回は日本人に似合うスキンフェードについて人気美容師、Krone代表の白井さんに解説していただきます。
日本人に似合うスキンフェードのポイント
白井:日本人は骨格は、上手くスキンフェードにしないと顔が大きく見えてしまうというデメリットがあります。
今回は日本人にあったカット方法で小顔に見せつつ、頭の形が綺麗に見えるスキンフェードに仕上げました。
どのようにカットしたのか、ポイントを解説します。
骨格補正カットを施したスキンフェード
◆ご来店時のお客様のお悩み
・癖毛で毛量が多い
・髪の伸びが早い(特に刈り上げの部分)
・自分でセットがしづらい
◆カット前 右サイド
髪質は全体くせ毛です。特に首周りの襟足と、サイドのもみあげ、耳周りのくせが強いです。骨格は
ハチ周りが膨らんでるのでグラデーションカットで骨格補正をする必要があります。
◆カット前 左サイド
◆カット前 バック
◆オーダーのご希望
・清潔感を出したい
・小顔、骨格を綺麗に見せるカット
男性のお客様は特にそうなのですが、サイドと首周辺の髪の毛は伸びるのが早いです。ですから、極限まで短くしています。
髪質がくせ毛でもあるので、うねりが出やすいサイドと首回りは短くすることで清潔感が生まれます。
刈り上げのグラデーションをキレイにつけて、骨格補正をすると上品に見せるのです。
逆に刈り上げ部分と髪の毛が内外部分の境目がはっきりしてしまうと、頭の上に髪の毛がのっかているように見えて、お洒落に見えませんから。
毛量をとる際はスキばさみは使っています。
スキばさみは髪の毛の根本から中間に入れるようにしています。それによって毛先のまとまりと重さを残して、お客様ご自身でのヘアセットが簡単になります。
結果、毛先に厚みがある為ジェルのスタイリングもしやすくなります。
>>頭皮に優しいワックス?ジェルの代わりに?解説記事はこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、日本人にあうメンズのスキンフェードについて解説していただきました。
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「美を通し社会貢献をする」をコンセプトにした東京で活躍するスタイリスト。Krone代表。
トレンドを押さえた髪型だけでなく眉毛の施術も好評で、美しくなりたい老若男女の幅広い層から支持されている。