「パーマをかけたいけど、どれが良いのかわからない」
「短髪でもできるのかな?」
このような悩みを抱えている短髪の男性は多いのでは?
メンズにもおすすめのパーマ。
たくさんの種類があることをご存知ですか?
せっかくイメチェンするなら、お気に入りの髪型にしたいですよね!
このページではメンズに人気のパーマの種類とオーダー時の注意点を美容師が解説します。
コールドパーマの種類と注意点を解説
一般的にパーマといえば「コールドパーマ」のことを言い、メンズパーマの主流の種類であり「ツイストパーマ」や「スパイラルパーマ」なども、メンズに人気のあるコールドパーマの種類です。
コールドパーマの主な特徴は2つ。
- 熱処理をしないこと。
- 濡らしたときにウェーブが強く出ること。
コールドパーマの最大の特徴は、熱処理をしないこと。
そのため、髪のダメージを最小限に抑えることができますから、髪の傷みが気になるメンズから人気の種類の一つです。
ちなみに、コールドという名前だからといって、冷却工程はありません。
もうひとつ重要なのは、髪が濡れているときにウェーブ感が強くなる種類であること。
スタイリングの際にただ髪を乾かすだけだと、パサパサとしたくせ毛のような髪型になってしまう特徴があります。
したがって、ドライヤーをする時は、髪を指にくるくる巻きつけてカールを形作りながら乾かすようにしましょう。
また、スタイリング剤は水分が多いムースやジェルタイプがおすすめです
ウェットなスタイリングとの相性が抜群なので、オイルなどもおすすめ。
コールドパーマの概要について理解していただけましたか?
続けて短髪メンズに人気のコールドパーマの種類について詳しく説明していきますね。
仕上がりがナチュラルでメンズに人気のピンパーマの巻き方について
短髪メンズに人気の種類1つ目は「ピンパーマ」。
特徴的なのは、なんといってもその巻き方。
通常のパーマはロッドに髪を巻いて固定させますが、ピンパーマは指やピンを巻きつけて固定するので短髪のメンズでも楽しめる種類のひとつです。
ロッドを使わないため、やや緩めのカールやウェーブがかかり、無造作感やくせ感のある仕上がりに。
ナチュラルな仕上がりにできるので、初めてパーマに挑戦するメンズにおすすめのパーマのひとつ。
また、直毛や軟毛の方でワックスをつけてもボリュームを出せずに困っているメンズからも人気です。
ピンパーマにねじりを加えたツイストは長さが必要な髪型です
短髪メンズから人気の種類2つ目は、「ツイスト」。
ピンパーマの施術方法の一つの種類であり、「ツイスト=ねじり」をプラスしたものが「ツイストパーマ」と呼ばれます。
ツイストを強くかけるほど強い薬剤を使用したり、放置時間が長くなったりします。
ですから、ツイストを強くかけるほど髪や頭皮への負担は大きくなります。
ボリュームが出やすいので、毛量が少ないメンズに
ピンパーマと同じように短髪のメンズでも楽しめますが、短髪すぎる場合、ねじった時にツイスト感がうまく出ないことがあるので最低5cm以上の長さは必要です。
逆に、髪が長すぎると、髪の重みでボリュームダウンしてしまう場合もありますので、施術前に美容師さんに相談しましょう。
問わずメンズに人気スパイラルパーマ
短髪メンズに人気の種類3つ目は、「スパイラルパーマ」。
こちらは、ロッドに髪をらせん状に巻きつけていく施術の種類のことをいいます。
巻き方の強弱で髪型の印象も変わってきますし、毛束を2つに分けて、それぞれを交互に巻きつける「ツイストスパイラル」、細いロッドで仕上げる「針金パーマ」といったたくさんの種類があります。
そのため、組み合わせてのアレンジも可能。はっきりとしたカールにすることもできるため短髪のメンズから人気です。
短髪のメンズから髪が長めのメンズまで幅広く人気があります。
ホット(デジタル)パーマのメリットと特徴について
ホットパーマとは、薬剤を浸透させた髪に、70~120℃に加温させたロッドを用いる技法を使った種類のパーマです。
デジタルパーマはこちらの種類になります。
主な特徴は以下の2つ。
- 熱を加える
- 乾かした時にウェーブが出る
コールドパーマとの大きな違いは、熱を加えて処理すること。
熱を加える分、コールドパーマに比べ強いくせのあるメンズや、短髪・剛毛のメンズでもかかりやすく、熱によって長持ちしやすいため、取れにくいのがメリットです。
その反面、熱による髪へのダメージは大きく、元々ダメージのある毛質の方はさらに傷みを増すことになりますから、施術前には美容師さんと相談して決めることをおすすめします。
デジタルパーマ自然なスタイリングを求めるメンズに
短髪に人気のホットパーマの種類である「デジタルパーマ」。
専用の機械を使って、ロッド一本ごとに熱を加えていくのが特徴。
一般的なパーマは、髪を濡らした時にウェーブ感が出ますが、こちらは乾かした時にウェーブが出やすいです。
ですから、髪を濡らさず自然な髪型にしたいメンズにおすすめ。
また、薬剤の種類や放置時間等により変わりますが、コールドパーマよりも1.5~2倍ほど長持ちする種類と言われていますので、美容室に通う時間やお金の節約にもなるのがメンズから人気の理由でもあります。
強いくせ毛で真っすぐになりたいなら縮毛矯正
あまりイメージがないかもしれませんが、実は縮毛矯正もパーマの種類のひとつであり、ホットパーマの一種です。
元々クセが強い毛質の方や、ボリュームがある髪型で、スタイリングが上手く仕上がらずに悩んでいる短髪メンズにおすすめです
ちなみに、勘違いしている方が多いのですが、ストレートパーマはパーマをとる施術。
ですから、くせ毛を真っ直ぐにしたい方がかけるべきなのは「縮毛矯正」です。
熱の力を利用することで髪型がまっすぐにまとまるため、スタイリングのしやすいベースになりますから、頑固なくせ毛でお悩みのメンズにも人気の種類です。
メンズのホット(デジタル)パーマを選ぶ際に注意すべき点
ホットパーマをかける場合、熱によるダメージは避けられません。
理由は、髪は濡れている場合60℃を超える熱が加わるとタンパク質変性を起こすため。
特に縮毛矯正は、ストンと真っ直ぐな髪型になるため、硬い傷んだ印象の髪型になりやすいです。
また、根元のクセが気になり縮毛矯正をかける場合は、髪が生えてきたらすぐ施術しなければなりませんよね。
短髪のメンズの場合は、根元のみかけ直すことが難しいため、定期的な施術によって金銭と髪への負担が蓄積されてしまいます。
加えて、取れにくい種類のパーマであることから、別の種類のパーマに変えることはなかなか難しいといったデメリットも。
これらを踏まえたうえで、美容師さんと相談上で、やるべきかどうか判断することをおすすめします。
現在は、クセやボリュームで広がった髪をツヤのあるまとまった髪型に仕上げることのできるスタイリング剤もあります。
毛質でお悩みの方から人気のアイテムもありますので自分に合うものを探してみてくださいね。
美容室でメンズパーマをオーダーする時は具体的な種類・内容を伝える
一言で「ツイストスパイラルで!」と美容師さんに伝えると、理想とはかけ離れた髪型になってしまうことも。
かと言って、「カタログ通りで」とお願いしても、モデルさんと同じ骨格や顔型ではありませんから、仕上がった時に似合わない可能性もありますよね。
そのため、メンズパーマをかける場合は以下のように細かくオーダーするのがおすすめです。
- 使っているスタイリング剤に合ったパーマにして欲しい
- トップはカールをつけてスタイリングしやすく、襟足は外ハネで
- 束感を出した髪型に楽にセットできるようにしたい
自分のライフスタイルや具体的な希望をプラスして注文することで、美容師さんと出来上がりのイメージを共有できます。
仕上がったあとに「やっぱりもっと緩めのパーマにして欲しい」となると、せっかくかけたパーマを落とさなければならなくなる場合もあります。
美容院は、やり直し無料期間を設けているところもたくさんありますが、パーマのやり直しとなると時間もかかりますし髪や頭皮へのダメージも増大してしまいますよね
そうならないためにも、メンズパーマをオーダーする時は詳しく種類や希望を伝え、美容師さんとしっかり理想の髪型についてすり合わせを行うことをおすすめします。
パーマをかけて終わりじゃない、ヘアスタイルをキープするために
短髪のメンズが素敵な髪型を維持するには、このダメージを極力避けることが大切です。
これまでお話ししてきたように、パーマにはダメージがつきもの。
パーマによるダメージを軽減するためにはパーマの仕組みを理解することが重要です。
少し難しい話になりますがぜひお読みくださいね。
パーマは基本的に、「髪の構造を切断して、形を変えて再度くっつける」という方法で髪の性質を変えています。
髪の構造の中には「シスチン結合」という、しなやかな髪を保つ働きのある非常に強靭なタンパク質の繋がりがあります。
パーマの薬剤は、この「髪のしなやかさを保つ結合」までも切断してしまうため、切れ毛や枝毛になりやすい髪に変化してしまいます。
コールドパーマは、この「髪の構造を切断して、形を変えて再度くっつける」という作業を薬剤の力だけで行います。
それに対して、ホットパーマは薬剤と熱の力を使うので、しっかり形を変えることができますが、熱によるタンパク質変性が起きるため髪への負担も大きくなります。
また、パーマに使用している薬剤はアルカリ性。
髪を保護する働きのあるキューティクルは、アルカリ性に傾くと開きやすい性質があります。
キューティクルが開いている状態は、まるでささくれ。
非常に引っかかりやすく、ダメージを受けやすくなっています。
さらに、開いたキューティクルからは髪内部にあるタンパク質が流れ出てしまい、髪がパサパサになったり、傷んでしまいうねりが出てしまうことも。
素敵なヘアスタイルにするためにパーマをかけたのに、今まで通りのヘアケアではダメージの目立つ残念なメンズに…。
「それだけは絶対に避けたい!」そんなメンズには、毛髪補修成分の配合されたヘアケアがおすすめ。
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プリュムトリートメントには、2種類の毛髪補修成分に加え、髪の毛を構成するタンパク質である「8種類のアミノ酸」も配合。毛髪補修成分が髪を補強するのを助けます。
さらに、「ホホバオイル」「アルガンオイル」といった希少な保湿成分を贅沢に配合しており、濃密なトリートメント効果でパサつきやすいパーマ後の髪もしっとりうるおします。
シャンプーとトリートメントでアルカリ除去&ダメージ補修した後はヘアオイルで必要成分を閉じ込めて、徹底した補修ケアを!
髪をドライヤーの熱から守る作用もあるため、お風呂上がりにはマストなヘアオイルです。
評価(5段階評価) | 口コミ |
評価 ★★★★★ | 再販待ち詫びてました。LINEで販売のご連絡を頂いたので即購入。こちらのシャンプーが品切れしていたときは同じようなものを探して使ってみましたが、これ以上のものはありませんでした。使用感はもっちりとした密度の濃い泡で、トリートメントが要らないくらいしっとりサラサラになります。一回使うとハマります |
評価 ★★★★★ | 今まで使ったトリートメントの中で最高! 近所の高いサロンでのトリートメントいかなくて家で済ませる時短につながるし、ありがとう。 |
評価 ★★★★★ | いままでヘアオイルには惜しみなくお金をつかってきました。こちらは使用感、ダメージ毛への効果、コストパフォーマンスにおいてかなり優れています。これからも使い続けます。 |
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メンズパーマの種類をしっかり把握、美容師さんにしっかり相談を
人気のメンズパーマの種類や美容師からのおすすめ、加えて注意点についてもご案内しましたが、いかがでしたでしょうか?
自分の希望の髪型にするためにもパーマの種類と注意点をしっかりと理解した上で、美容師さんと入念な打ち合わせをすることが大切です。
新しい髪型に迷う短髪メンズのあなたもぜひ、パーマで髪型アレンジを楽しんでくだいね!
1995年生まれ。髪に関する美容ライターを経験後、サロン専売品シャンプーやトリートメントの企画を担当している。