面長が目立つのが怖くて髪型にできない。顔が長いと言われてショック。そして自分の顔に自信が持てない。
そのようなお悩みがあるなら、ヘアスタイルを変えるだけで簡単に面長を短所から長所に変えることができます。
もしあなたが、面長をコンプレックスと思っているのなら、ぜひこの記事を読み進めてみてくださいね。
今回解説していただくのは、東京で活躍する人気美容師、Krone代表の白井さんです。
面長が長所に!メンズの悩みをカットで解決する
白井:面長でお悩みのお客様。ご新規でのご来店です。今回はヘアカットとパーマで面長を緩和するヘアスタイルにしました。
面長の骨格補正効果のあるセンターパートにしたのです。
ビフォー&アフターをみていただいていかがでしょうか?
面長というコンプレックスから開放されて、キリッとスタイリッシュな印象になりました。
ご来店直後のお客様のお悩みは・・・
・以前かけたパーマが扱いづらい
・毛量が多い
・とにかく面長なのがコンプレックス
トップにボリュームが出づらく横にボリュームが出てしまう髪質なのです。
このように後から見るとわかりやすいですね。
お客様のご要望で、清潔感を出すために、オデコを見せたい、 パーマを扱いやすい状態にしたいというリクエストも考慮し、パーマスタイルのセンターパートにしていきます。
面長解消の骨格補正カット
白井:ではさっそく『骨格補正』カットをどのようにしているかみていきましょう。
まず髪質としては毛量が多く硬い髪質です。
元々直毛ですが、パーマがかかっていますので毛先にパーマが残っている状態です。それと面長という骨格を考慮して、ツーブロックを適正な位置に修正します。
ハチ周り、後ろ刈り上げ接合部は全体のフォルムをキレイに見せる為、毛量を梳いていきます。頭頂から前髪、顔周りは面長をカバーするようにあえてボリュームを残します。
パーマがキレイに見えるように、特殊な技法スライドカットを実施しました。
全体シルエットは顔まわりを覆うように前下がりにカットしています。
顔周りに髪の長さを残すということです。
全体髪が乾燥しやすい髪質でしたので、ダメージが少ないパーマを使用しました。ボリュームを抑えるパーマ&ボリュームを出すパーマを組み合わせて全体のフォルムを修正。
この調整も骨格補正カットの1つの技法です。
前のパーマがかかっている箇所、かかっていない伸びた箇所に合わせてパーマの強弱をつけました。
頭頂はボリュームアップの為強めのパーマ。 顔周りはパーマがかかり過ぎると扱いにくいので弱めのパーマ。刈り上げ上の接合部は馴染みが良いように見せる弱めのパーマ。
適正な毛量調整とパーマ修正で扱いやすくなり、横の膨らみを抑えトップにボリュームが出るようになりました。
顔周りの髪を前下がりに長く残してるので面長をカバーできました。 髪の毛とオデコの幅を正面から見て1:1にすると、どこから見ても全体ひし形のフォルムになり、顔のバランスがよく見えて面長の人でも似合わせれるのです。
最後は、パーマやくせ毛をキレイに見せるツヤ重視のスタイリング剤で仕上げました。もう一度、ビフォー&アフターをみてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は面長をカバーする髪型『メンズ編』について美容師の白井さんに解説していただきました。
ご予約は下記SNSよりどうぞ!
ご予約メッセージの際は「カミセツを見て」とお願いします。
白井公式インスタグラム
白井公式LINE
「美を通し社会貢献をする」をコンセプトにした東京で活躍するスタイリスト。Krone代表。
トレンドを押さえた髪型だけでなく眉毛の施術も好評で、美しくなりたい老若男女の幅広い層から支持されている。