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男女兼用ジェンダーレス!最新ヘアスタイル特集はこちら!

投稿日:2020年2月22日 更新日:

男女の境界線を超えて自由なスタイルを手に入れたいという考え方が最近主流になりつつあります。

そんな中、最近取り入れられているのが「ジェンダーレスファッション」です。

男は男らしく、女は女らしいといった格式ばった古い考え方を無くし、中性的な雰囲気を指すものです。

今回はそんなジェンダーレスな考え方に基づいた髪型をご紹介します。

男女兼用ジェンダーレスなヘアスタイル特集

ジェンダーレスといえば、「男女の差をなくす」という考え方のことであり、最近では女性で人気な髪型も男性で取り入れたりしています。

男性が女性になるための髪型ではなく、あくまで中性的な意味合いであり、長めのショートヘアや耳に少しかかる程度のショートレイヤーの髪の長さだったり、マッシュショートや、ショートボブのスタイルなどが多いです。

こちらはブロンドカラーのマッシュショートです。

若手人気俳優やジャニーズタレント、韓流アーティストなどもこのような中性的な髪型を実践しており、若いメンズの中では魅力を感じている人が増え続け、今や流行の髪型になっていると言えます。メイクをする男子も増えています。

好みの服装や、なりたい雰囲気に合わせて髪型もチョイスしましょう。

定番のハンサムショートヘア

髪型の特徴などを踏まえながら、ジェンダーレス風な流行のメンズショートヘアをご紹介します。

◆前下がりマッシュ(男性)

一見すると女性のようにも見えますが、実は男性です。女性にも大人気なマッシュショートです。ポイントは、サイドから後ろにかけて刈り上げ、トップを長めに残し、前下がりに仕上げます。

さらにレイヤーを入れたカットで毛流れに毛束を作っています。とはいってもあまり毛束を作りすぎずに毛流れに沿って自然に作っていくのがポイントです。くれぐれもトップ長めでは立てないこと。

カラーはポイントでグリーン系をのせています。好みで好きな色をオーダーすると良いでしょう。

あと大切なポイントは前髪の長さです。

このように前髪を長めに残しておくことで、セクシーでモードな印象となりますからより中性的な印象になるのが見てわかります。

前髪が短いと男らしい髪型になる他、男性特有の顔の大きさが際立つこともありますので、もみあげが隠れるくらいの前髪の長さがあると輪郭をカバーでき、小顔に見せることもできます。

◆前下がりマッシュ(女性)

メンズライクな束感マッシュショート。ブルーグリーンのハイライト。

こちらは女性ですが、前下がりのマッシュスタイルで襟足が短め。グリーンのハイライトを入れています。

面長の人や逆三角の顔の形の方はマッシュショートがあまり向かないと言われますが、前髪を長めに残すことでカバーできるのです。

◆骨格補正を意識したひし形ハンサムショート

実際に女性がマッシュショートを刈り上げした場合、この様な雰囲気になります。同じ髪型でも自然で似合っていることから、まさにジェンダーレス風の髪型は、今や当たり前になりつつあるのです。

共通点は全体をひし形なシルエットにすることで小顔に見せる効果があります。

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ブリーチ+カラーで個性を魅せるショート

【ホワイト系】

このように、髪色を変えることでアニメのような雰囲気に仕上がります。ホワイトカラーはファッションに合わせやすいカラーです。

【ホワイト+シルバー系】

シルバーに少しラベンダーカラーをプラス。柔らかい印象に。

【ゴールド系】

丸いシルエットは男女関係なく人気があります。

【ツートーン】

トップのみブリーチして内側はブリーチをしていません。インナーカラーならぬアウターカラーです。

ブリーチで傷んでしまった髪でも髪が絡づらいトリートメントワックス『プリュム・デュール』でケアしながらヘアセット。

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美容師・藤川:プリュム・デュールは傷んだ髪を保湿しながらセットできるのでオススメです!

【太めのハイライト】

変わったハイトーンの入れ方。実は太めのハイライトを入れてます。存在感も出しつつ、しっかり馴染みます。髪が動くたび表情も変わるハイクオリティー仕様。

【インナーカラー】

サイドと襟足にさりげなく入れるインナーカラーは定番になっているほど大人気!もちろん男女兼用!

組み合わせも自由!

◆原色系!派手カラー

ピンクは特に人気のカラー。発色が大切です。綺麗に色を載せるためにはブリーチが重要。髪を傷ませない適切な薬剤チョイス、薬剤塗布時間で結果が決まります。

【ブルー系】

こちらはブルー系。あまり髪を短くしすぎるとカラーの派手さでオラオラ感が出てしまいがちの髪色ですので、中性的な印象にしたい場合はマッシュ系やショートボブで優しい印象にするか、襟足を長めにウルフスタイルにするとよいでしょう。

ただし、カラーやブリーチをした後にこのようにきれいな髪色を維持するには髪のケアの継続が大切です。

明るい髪色の場合は、どうしてもダメージが目立ってしまい、きれいな髪色を保つためにも、日頃からのヘアケアは欠かさず行いましょう。

ユニセックスなショートボブ

前髪で目が隠れるくらいの長さで横に流すショートボブスタイル。重めのバングが特徴的です。

スタイリングの際も束感を出す必要がないので、社会人や校則の厳しい学生さんにオススメな髪型です。アウトラインが前下がりになっていることでエラ張りなどの骨格をカバーできる他、小顔に見える効果もあります。

前下がりというのは、後ろ側が短くて前に行くほど髪が長くなるスタイルのことです。ショートボブは女性でもお似合いのスタイルです。カラーで雰囲気を柔らかくすることもできます。

センターパートでセクシーに

芸能人やアーティストの方が多く実践している髪型であり、初心者でも取り入れやすいセンターパート。

ただ単に長めの髪にしてしまうと、髪が膨らんで頭が大きく見えてしまうこともあります。

ですから、ツーブロックなどで耳周りは短めにして、そこに長めのトップを被せたり、襟足もボリュームが出にくいように前下がりのアウトラインにすることで、頭の大きもカバーでき、エラ張りがある方でもカバーすることができます。

これはカットのセンスが求められますから、美容師さんの腕にかかっていると言えます。また、髪に躍動感をつけることで軽さが生まれるので長い髪でも重たい感じが打ち消せます。襟足が長いと「ロン毛」のようになってしまうので、メリハリが大切です。

女性の場合はボブにして真ん中分けがオススメです。

ユニセックスな髪型にする方法とは?

ユニセックスや中性的な髪を男性がするうえでの注意点は、女性の真似をしてしまうことです。一般的に男性は女性よりも顔が大きい骨格ですから、同じ髪にしたところで必ずしも似合うとは限りません。

とはいえ、「カットモデルの人のように切ってください」というオーダーが良いわけではありません。同じ男性でも骨格が同じとは限らないので、仕上がりのイメージが違うなんてこともありえます。

ですから、自分自身の髪質や顔の形に合ったカットを行う必要があります。

特に女性を得意としている美容師は、女性のイメージとユニセックスなイメージを多彩に持っていますから、より中性的な髪型に近づけると思いますよ。カットで完成ではなく、日々のスタイリングも非常に大切です。特に、イメチェンして中性的な髪型にする方は、慣れていないスタイリングに困ると思います。

柔らかい雰囲気を出すために、ハード過ぎずにテカテカし過ぎない、ナチュラルで自然なツヤの出るワックスをおすすめします。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、男女兼用、ジェンダーレスなヘアスタイルはこちら!について解説しました。

ジェンダーレスとは、男女の境界線を超えて自由なスタイルです。ご自身のお好みに合う髪型が見つかれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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